≪室伏学校校舎(牧丘郷土文化館)≫
明治8年(1875)、県令藤村紫朗によって建築されたもので、明治9年に室伏学校として開校されたといわれている。木造方形(12.6m)2階建で、建物の正面はルネッサンス風でバルコニーを設け、特徴ある柱等はペンキが塗られ、明治初期にはめずらしい洋風建築である。用材は恵林寺山より伐り出したもので、梁も巨大なものを用い、イタリア建物と日本寺院建築の良さを取り入れたものである。室伏学校はその後、諏訪高等小学校を併設し、現在は牧丘郷土文化館として移築使用されている。(山梨市教育委員会)
≪展示物の見どころ≫
○フランスの巨匠ルーベンスの版画作品、中には1633年から35年に製作された貴重な木版画もあります。
○フランスの大画家クロードロランの版画(真実の書三巻)
<技法:エングレービング(ビュランというのみによる直彫り)>
○童謡「花かげ」を作詞した大村主計さん(1904〜1980)をはじめ、牧丘町出身の文化人の貴重な資料が収蔵されています。
○草絵の創始者、妣田圭子先生のすばらしい作品があります。特に大屏風に描かれた草絵と書画は見事です。
○三輪休雪(現、寿雪)(人間国宝)作 大皿
○MANGAL CHAND(マンガル チャンド作 細工彫刻「象」(インド産の常緑高木で心材に芳香があり中心材を使用した白檀の細工彫刻です。
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